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技術・サポート

FAQ

FAQ

よくあるご質問についてお答えします。

購入前

Q. 工場エアーでPSAを使用出来るか

PSAの原料空気は一般的な工場エアー・計装空気(約0.5Mpa)と比較すると、圧力の高いエアー(0.6〜0.85MPa)が必要となります。
取り出すガスの純度・ガス量・圧力の条件により異なりますので、詳細につきましてはご相談ください。
また、窒素発生装置では、低圧の工場エアを利用可能なBOOSTARシリーズをラインナップしていますので、下記を参照願います。

Q. 必要な窒素ガス純度・発生量がカタログ仕様にないのですが、何を選定すればよいですか。

カタログ仕様にないものも制作できます。必要な窒素ガス純度・発生量をご連絡いただければ、お見積りいたします。

Q. 窒素ガスボンベを使っていますが、窒素ガスボンベの代わりに使えますか。

窒素ガスボンベの代わりに窒素ガス発生装置はよく使われています。窒素ガスボンベの純度は99.999%程度ですが、必要な純度は低い場合がよくあります。
必要な純度と使用量(L/min、m3/hなど)をご連絡ください。窒素ガス発生装置の機種を選定いたします。

Q. 海外向けガス発生装置の対応は可能か

海外向けのガス発生装置の対応については、年間数十台の実績を持っております。
輸出先可否については、各国の法規の対応可否の問題がある為、ご相談下さい。"

Q. 窒素ガス発生装置の消費電力について

窒素ガス発生装置本体は、約500W程度の少量の消費電力ですが、コンプレッサの消費電力が殆どとなります。
推奨機種等、装置仕様により異なりますので、ご相談下さい。

Q. 中古品の販売、レンタル(リース)販売はしてないのか?

弊社では中古品の販売、レンタルでの販売はございません。
しかし、装置のデモ機を御用意しておりますので実機をお使いいただき、満足していただいた上でのご購入を推奨しております。

Q. 吸着剤は交換が必要?

推奨交換期間は8~10年となっていますが、吸着効率が落ちなければ交換の必要はなく、半永久的に使用が可能です。

Q. 吸着剤の寿命は?

適切な使用状態では、長期での使用は可能です。但し、吸着剤に油分・水分が付着するとガス分離性能が劣化し、その場合は、吸着剤の交換が必要になります。

Q. PSAに水分・油分が混入した場合、どうなるのか?

窒素PSAの場合、吸着剤の表面は微細な孔が多数存在しており、窒素分子と酸素分子との大きさの違い(窒素分子>酸素分子)を利用して表面の細孔に酸素分子を吸着し、窒素分子を製品ガスとして利用しますが、水分・油分が混入した場合、吸着剤の細孔をふさいでしまい、ガス分離性能が劣化し純度低下に繋がります。その場合、吸着剤の交換が必要になる場合が合います。

Q. PSAの設置にあたり関連法規や、届け出は必要になりますか?

装置型式によっては、第2種圧力容器に該当する容器を使用しており、第2種圧力容器明細書の保管、及び年1回の自主点検・点検記録の保管が必要です。
また、搭載又は別置き去れるコンプレッサは出力等により騒音規制法施行令及び振動規制法に該当しますので、市町村への届け出が必要になります。(令和4年12月1日に一部緩和予定)

Q.フロン排出抑制法に該当しますか?

冷凍式ドライヤを搭載するPSAまたは、付属のコンプレッサにはフロン(HFC)が使用されており、フロン排出抑制法(平成27 年4 月1 日施行)における第一種特定製品(業務用冷凍空調機器)として扱われます。
機器の適切な管理および廃棄、修理について下記にご注意の上、実施願います。また、その場合フロン排出抑制法より四半期に1回以上の簡易点検が必要です。

Q.メンテナンスの頻度は?

PSAのメンテナンス補頻度は型式により異なりますが、原料空気の浄化フィルタは3,000時間毎、PSAのバルブ関連は 8,000〜24,000時間毎、内蔵又は別置きのコンプレッサは 6,000〜10,000時間毎の定期整備が必要となります。