こんなお悩みはありませんか??
- 養殖魚の生育を補助するために酸素供給方法を探している。
- 生簀内の溶存酸素濃度/DO値の管理をしたい。
- 酸素ガスボンベや液体酸素の購入費用を抑えたい。また、管理工数を減らしたい。
- CO₂排出量の削減など、環境に配慮した仕組みを構築したい。
酸素ガスを水産・養殖場で使用することで、養殖魚の生育を助けることができます。
酸素ガスの供給源として、酸素ガス発生装置を用いることで、ガスボンベや液体酸素を定期的に購入するよりもランニングコストを抑えることができます。
酸素ガスは以下のような用途・目的で使用することが出来ます。
酸素ガス発生装置のメリット
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①酸素ガス発生装置とは
酸素ガス発生装置は、空気から酸素を取り出すことで、高純度の酸素ガス(90%以上)を供給することができます。
※酸素ガス発生装置の仕組み
▼圧縮空気を吸着タンクに供給します。
▼吸着タンク内の吸着剤(合成ゼオライト)で、窒素と酸素を分離します。
▼2系統の吸着タンクを用いて、交互に加圧・減圧を繰り返します。
◎高純度の酸素ガスを安定供給することが可能です。 -
②コストメリット&環境にも貢献
酸素ガス発生装置は、空気を原料とするため、装置のメンテナンス代と電気代のみで稼働します。そのため、ボンベや液体酸素から酸素を得る方法に比べて、管理負担や運用コストの削減をすることができます。
また、ボンベや液体酸素の配送が不要になるため、トラックから発生するCO₂の削減効果が見込め、地球環境へも貢献することができます。同条件下において、液体酸素と酸素ガス発生装置で、24時間×365日酸素を供給し続けた場合のランニングコストを比較いたしました。
酸素ガスを自社製造することにより、ランニングコストの削減効果が見込めます。 -
③バックアップシステム
酸素ガス発生装置を効率よく使うには、酸素ガス発生装置を最大限に使用し、不足分を液体酸素・酸素ボンベから補います。
ガスコストを最小限に抑えることができ、装置の故障や停電時のバックアップも可能となります。 -
④排熱の有効利用
酸素ガス発生装置の排熱は有効活用することができます。
夏は装置排熱を屋外へ排出し、春秋冬は養殖池場内の加温に利用することが可能です。
導入イメージ・方法
酸素ガスの供給方法の例として、「かけ流し型」と「閉鎖循環型」を紹介します。
かけ流し型は、主に九州・四国を中心にヒラメやトラフグ等の養殖に使用されています。
閉鎖循環型は、全国的に、ウナギやサーモン、錦鯉・エビ等の養殖に使用されています。
■酸素ガス溶解方式
酸素ガス溶解方式には、散気管/水中ポンプ/溶解装置/酸素溶解器の4種類があります。
酸素ガス発生装置から発生した酸素はこれらの装置を通し、水に溶解します。
それぞれメリット・デメリットがあり、予算や溶解効率などの求める機能によって装置を選択することができます。
酸素ガス発生装置 LINE UP
コフロックでは、水産用途に特化した酸素ガス発生装置もございます。
小型タイプや大容量タイプ、屋外設置に対応するタイプの製品など、幅広いラインナップをご用意しております。
何かご要望やお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
■酸素ガス発生装置レンジ表
各酸素ガス発生装置のレンジ表になります。
現在ご使用されている酸素量とぜひ照らし合わせてみてください。
実績
コフロックの酸素ガス発生装置は全国各地の水産養殖場で使用されており、その数は250件以上になります。真鯛・トラフグ・ヒラメ・ウナギ・サバ・ハタ類・アジ類・鮎・サーモン・貝類・エビ類・錦鯉等の幅広い魚種の養殖でご使用いただいています。
よくある問合せ
- 試してみたいのですが、デモ機はありますか?
- 一部の製品ではデモ機を用意しています。数に限りがございますので、弊社営業までお問い合わせください。
- どの程度コストが削減できますか?
- お客様の環境によって効果が異なります。詳細なヒアリングをさせていただいた上で、コスト削減のご提案を行っておりますので、弊社営業までお問い合わせください。
- 装置のメンテナンス頻度を教えてください。
- 型式にもよりますが、より長く安全にお使いいただくために、フィルタ類は3,000時間毎、PSAのバルブ関連は8,000~24,000時間毎、コンプレッサは6,000~10,000時間毎の定期メンテナンスを推奨しています。
- 吸着剤は交換が必要ですか?
- 推奨交換期間は、8~10年となっていますが、吸着効率が落ちなければ交換の必要はなく、半永久的に使用が可能です。
- 屋外での設置は可能ですか?
- 屋外設置が可能な装置も販売しております。沿岸部などではオプションで塩害対策仕様を選択することも可能です。
- メンテナンス体制はどうなっていますか。
- 営業拠点は、東京・愛知(名古屋市)・京都(八幡市)・福岡(久留米市)にあります。サービス員の常駐拠点は、東京・京都(八幡市)・福岡(久留米市)です。